終演。

ﾁｰﾑ半月#7｢探偵御膳｣、

全日程終了いたしました。


ありがとうございました。


不思議と、何も無い。

何も無いという何かさえ無い。


終演してから芝居をやめたいと思うのは6年半やってきて初めてです。


ありがたいことに次が決まっておりますのでね、

あまり大きな声では言えませんけど、


今はもう二度と芝居したくない。


どうしたもんかな。





やっぱり君の言う通り、
元々が無理だったとして、

だけど僕はそれを否定することでしか希望を見出だせなかったから、



結局は全部が僕の力不足だったんだ。


ごめんね。





もしもあの時あんなに冷たい目をしていたあの人が、
何かの拍子であの世に逝ったら、


私は腹を抱えて笑うと思うよ。大っ嫌いだからね。



あー

言葉にして出すとすっきりするわ。



確信したんだもん。


この世界に僕は要らない。



差し出してくれた右手に、
掴まっておいてよかった。



会いたい。


だけど、

二度と会いたくない。



総てが混乱してしまうから。



何も分からないままやってきた割に、

自分の中では明確だったから、



だからもうこのまま死のうとかじゃなくて、


寧ろ他人を殺したい気分。



馬鹿馬鹿しくなった。


我慢するのが美しいと思えなくなってきたよ。

おかしいな。



とにかく近いうちになんとかする。

たぶん。

感激。

劇団古田工務店さん、
「テアトル砂漠」


拝見して参りました。




とにかく、


“生”であんなに笑ったのは久しぶりで、


本当に面白くて格好良くて、


古田さんは凄く色気があって素敵で、



もう何か(それが何なのか解らないけれど)を通り越して哀しくなって、


終演と同時に泣きたかった。




生きていてはいけないような気がした。

物凄い乱雑に押し寄せる幸福感と、

隙間無く積み重ねられて読めなくなる記憶たちを、


僕はまだこれらを整理する術を持ち合わせていないんだというもどかしさと、


いずれ土に成り行く落葉を掻き集めるような焦燥感。


それと少しだけ、
まだ生きていたいという純粋な希望。





僕は何をやっているんだろう。


何を掴んで何を選んで、

貴方に何を伝えられているだろう。



きっと容易に躱せる微々たる矢印で、

世界の総ては構成されていて、


だからその中の小さなひとつだけ、
ひとつだけを貴方に届けたい。



僕は生きているよ。


貴方の近くだったら一番いいのだけれど、

もしも離れても色褪せやしない。




好きなんです。

だから、生きています。

よく言えば臨機応変

話せば長くなるんだが、


なんだかんだ僕はここが好きだし、

ここがホームだと思っているから、



もう少ししっかりせねば、なんて、落ち込むことばっかりで。



なんていうか、こう、

病んデレ気質がね、


気付くと顔を出しているので頑張って抑えないと。




幼い頃から、こうなりたいって明確な目標が見当たらなかった僕は、


いや、

僕があの人のようになりたいと思う人は、

漏れなく男性だった。


だから僕は人生の序盤で混乱した。



今は落ち着いた。はずだ。


だって僕は誰にも成れない。



あなたが傍に居てくれる。


時々あの子の力になれる。

君の味方でいられる。



それが今は僕のアイデンティティーだと明らかだから。



無理はしないよ。

全部を可能にしてみせる。


それが勝手にあなたに誓った約束だから、さ。



強くなんなきゃね。

ここに居たら何でも出来るんだ。



悪く言えば行き当たりばったり。


それはまるで僕の生き方で、

あなたとの会話のようだ。

崩壊と抑制とふわふわ。

言わなくたってみんな勝手に心配するもんだから。


心配はかけるもんですよ、なんて


後輩に言われてるようじゃ俺もまだ未熟だよな。


…すまん。



寧ろいいこと言えなくてごめんなさいって、


その流れで素敵な台詞うっかり言ってみろや。


涙腺これ以上どう保てと。


ばかやろー。



本番前だっていうのに、
皆に余計な気ぃ遣わせて

俺マジだっせぇ。




なんかね、

実際に皆に会ったら、やっぱり少し辛くて
些細なことが妙にひっかかって
どうしても平常心が保てなくて。

怒ったり泣いたりはあんまり見せたくなかったんだけど。


ほんと馬鹿みたい何やってんだろ。




とにかく落ち着かなきゃ。


明日も同じことを繰り返す訳にはいかないしね。


とりあえず、ごめん。
ありがと。


大丈夫。

ここで泣いてたら、僕はどこにも行けないよ。

勇気を持って、生きよう。


君の近くに居られることに

恥じぬよう。



君が隣に居てくれることに

胡坐かかずに、



ね。




あー、いつまでこんな弱いままなんだろ。

だっせぇ。

大阪終わって

どうしてこんなに苦しいんだろう。



油断したらその瞬間から

もう涙が止まらない。



どうすればいいんだろう。



みんな、ごめん。


具体的に何がごめんなのかって、

話し始めたら何時間かかるか分かんないけど、



何なんだろうこの気持ち。



どうしてこんなに苦しいんだろう。