不平等

たとえばそれが罪だとしても

愛は平等には出来ない



貴方には素直に愛してると言えるのに


彼や彼女に言えないのはどうして？




歪んでいるのは僕なのだろうか



僕が狭いのか

低いのか 小さいのか



愛している人には

愛してほしいと思うのに



愛されても 心から

愛せないのは何故だ



やはり僕が歪んでいるのか


選ぶ権利など 資格など

あるか？ 無いだろう



歪んでいるのは僕か？


僕の罪か？

そうさせる君の非か？



愛は平等か


平等じゃないのは

誰かが罰を受けるのを待っているからか



愛情が全て均等で平等なら

関係性など生まれない



歪んでいるんじゃない


整えない方が

この世界はバランスが取れるんだ


正論を噛み砕いても

不平等が僕を苦しめる



愛を受け止めるほど

罪に塗れていく気がして



耳障りな高音と

果てしない鈍痛に取り憑かれる



歪んでいるのは

他の誰でも何でもない


愛する相手を選んでしまう



僕なのだろうか


。

お似合い

いつまで経っても結局

抜け出せない


割り切った

関係


罪悪感が

どうして微塵も無いんだろう



触れ合うことが安定になるなら


僕はそれでいい



乱れて


何が悪い



ふしだらに生きるしか

道が無くて困る



触れて


好きにして



どうして罪悪感は



微塵も無いんだろう



。

自由とは裏切りか

そもそも約束をした憶えなんてない



運命には従うべき。


それが僕の持論




そこに当て嵌まらないこの大きなうねりは

宿命でも何でもない



君が造り上げた流れに乗る事すら


僕の人生のような


これはきっと錯覚なんだ




僕が答えを出したらどうする？


君は死ぬか？





出会ったことを

続いていく道を



僕の所為にすんなよ




反吐が出る




。

星空。

たとえば今日見る夢の中で
もしも貴方に会えるなら

綺麗なありがとうを言うよりも僕は

適切な言葉が見付からないと
素直になってみようと思う。

貴方は何て言ってくれるだろう。

どんな温度で触れてくれるだろう。





たとえば今日降る雨の粒が
もしも貴方を濡らしても

星空が見えるまですぐ傍で僕が

特別な合図を派手に並べて

笑顔にさせてみせるからって

それでもきっと近付けないだろう。

どんな速度なら交われるのだろう。



遠くても
引き裂かれても

それでも貴方の隣に居たい。



おやすみなさい


よい夢を。


。

私の大切な人

とても遠くて


遠くて


届かない




それなのに

いつも近くで


誰よりも近くで




笑ってくれる


見つめてくれる





大好き



だけど



私じゃない



解ってる




でも好き


ごめんなさい



どうして謝るのって


申し訳ないからだよ

決まってんじゃんか




大好き



なのに


こんなに嫉妬して


ごめんなさい



大丈夫

勝手に落ち込んでるだけ



まだ追い掛けたいから



好きでいること


許してくださいね




。