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クジラメン管理人のとっても私的なブログ、として始め現在では完全私物化、独立を達成した自由気ままなブログ
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僕はどこに居るのですか?



磔のような色彩に捕らわれて




私はどうしてここに居るのでしょう?



涙が従おうとする重力を

何の為か判らぬまま抑え込む



生きようと声を荒げるには程遠く

死にたいと狂い叫ぶにはまだ足りない





僕は未完成のまま死んでいくんですよ


尊敬していたあの人もきっと




私の肉体と魂と精神と


僕の脳内に流れている痛いほどのδ



今更だっていい


だからこの人たちの隣で

呼吸を止めずに生きろ



滲んでいく世界の端に

辛うじて捉えたのは空白でした



―――金沢21世紀美術館
未完の横尾忠則~君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの
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今日は何も書けないよ


降りてこない




ただ僕は溢れてしまう部分を


もっと何かで拾い集められたらいいのにと思う




どんなに僕の心がおどけて見せても


僕には僕の涙が視えるから




僕は狂いそうなほどに


ただ泰くて清らかで居たいと願うだけで


目の前は笑ってしまうほど幸せな鼠色
もう帰らないかもしれない。そんな勢いで家を出たのに、財布を忘れたことに母からのメールで気付く。
携帯電話を見つめて嘆いてみたところでどうしようもない。
ただ言えるのは、少なからず動揺している僕が生きているのはこんな便利な時代。


衝撃的な破裂音で我にかえると目の前に、涙を浮かべた少女が立っていた。
それ、と震えた指先で示したのは不揃いのクレヨン。赤色だけが吐き気がしそうなほどに短く磨り減って、真っ二つに折られた黒色の片割れが、赤色と同じ列に窮屈そうに寝そべっている。

僕が誤って使ってしまったのだな、とすぐに気が付いた。しかし彼女の怒りの矛先は僕にはぼやけて見える。

ごめんなさい。
そう僕が呟くと、少女は踵を返して消えてしまった。謝ったから許してくれたのかな?言葉だけで?
だったら何も平手打ちしなくたっていいのに。
そう思ったけどそれは、横で一部始終を見ていた親友のきーちゃんにも黙っていた。


回転木馬が産み出す僅かな遠心力で酔った。しかし僕は笑っていなければならないのだとおそらく本能的に覚っていたので、なるべく楽しそうに見えるように努めた。
誰かがシャッターを切る音が聞こえる。
突然ちくちくと脳が疼いて、僕は思い出そうとする。何をだろう、僕は何を思い出そうとしているのか。
視界の片隅に仏頂面のきーちゃんが映って、辺りは全てセピア色になって止まる。


陽の光に唆されて僕がベッドの上で目を覚ますと、きーちゃんは僕の右手を握り締めて眠っていた。胸の辺りからまるであの娘のクレヨンみたいな赤色が拡がっていて、声を掛けようとする僕の喉が息を呑む。
ナースコールを押そうと手探りする僕の左手首をそれはもうこの世のものじゃないみたいに掴んで、
君が死なないなら死なないよって、言ったんだ。


僕は謝らなければならなかった

心から。
本当は分かっていた。


僕等のちょうど真ん中にあったはずの★が消滅してしまったのは、
君が揺らいだからじゃない。

僕が手を伸ばしてしまったからなんだ。


それをあの時は上手く言えなかった。
でもそういうことなんだ。だから分かってるなんて言ったの。
ごめんなさい。


余計な話だけれどその日以来僕は、花壇に咲く真っ赤な花を見ると吐き気がして、人知れずあなたの名前を呼ぶんです。
自らそう言ったのでしょう


あなたは進まなければならないのです



そんなに嫌なら消してしまえばいい


あなたは絶対に消さないでしょう

分かっていて言っていますから



もう辞めましょ


判っていたとしても解っていない


解っていますと泣きじゃくって

騙そうとしているのは僕自身なんだよ



分かっています


だからもう分かってるなんて言わない



普通だよ


全然、普通。



でも嬉しかったから


だから ありがとう なんです。



分からないでしょ?


それでいいです。どうでもいい。





所詮は僕のルール







運命に従わなければ壊れてしまう


縮こまって震えている宇宙






取り乱してごめんね



大きなこと考えているふりをするのが好きなの

必死になって生きているつもりになるのが好きなの



馬鹿でしょ



ちょっと今夜の僕は僕の思考にちゃちゃを入れすぎた



反省。


おやすみなさい
あなたのそういうところは私


誰よりも解っているつもりですから




――は、ちょっと気障すぎたかな。





血が足りない。



重力がいつもの2.5倍くらいに感じる。

油断したら頭がごろんって西瓜みたいに地面で弾けちゃいそう。



体調なんか。

気持ちだけで、なんとかしろ。



それにしても、


少し疑ってごめんなさいでした。


終わった関係に引っ張られてしまうような

やわな才能じゃないよね。


って、やっぱり安堵。



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