居場所

御無沙汰しております。
相次ぐ大地の揺らぎの中、繋がることがとても大事で、しかし儚いことだと思い知ります。


東北地方太平洋沖地震にて被害に遭われた方々には

何と言ったらよいのか、正直言って僕の足りない頭には分かりません。


どんな言葉が、或いは

どんな行為が、僕らには相応しいのでしょう。



少し、自分の話をさせてください。




改めまして、
チーム半月#6「佐渡スティック・バイオレンス」

御来場くださった皆様、並びに関係者様各位に厚く御礼申し上げます。



僕は、
自分に自信があるわけではなくて、

ナルシストだけど、

いつも不安になって、泣いて、強がって、でも信じたくて、


楽しんでる自分が好きだったりして。

ほんと馬鹿なことしか言えないなって開き直って、


油断、していました。



本番中に風邪ひくなんて


今までも貧血でぶっ倒れたりして迷惑掛けてきて、

今回も血が足りなくて、だけど乗り越えられる確信があって、

なのによりによって普段かかったことのない喉風邪。

声はガラガラ。

熱が8度6分。


馬鹿だと思った。
いや、ここで馬鹿というのは違うかもしれない。

情けなかった。

不甲斐なかった。

役者失格だと思った。


だけどそれでも皆はこんな小さな小さな主役についてきてくれて、



少しだけ、自信が付いた。


もっと頑張らなきゃいけないなんて、月並みに

稽古期間中に、ひとつ歳も取ったし。




くだらないかもしれない。

何かの役に立つような立派な事でも無いけれど、



僕は僕のこれからを、真剣に考えなければいけなくなった。

いや、もうずっと考えているのだが埒があかない。





動くことは大きな決断だ。

しかしながら、

留まることも大きな勇気だ。



どちらを選ぶかは、本当に難しい。


結局は、上手い言い訳が出来る方へ行ってしまう。



だけど信じてみるのも悪くない


貴方が見つけた希望を、それがたとえ微々たるものでも、

きっと差し伸べた手を添えて、一緒に持ってくれる人がいる。


それがいつまで掛かっても、

待っててくれる人がいて


貴方がいくら強がったって、

ほんとは誰かが見てるんだ。




だから、在り来たりなことしか言えないけど、






頑張ろ。



…薄っぺらいかな(笑)

でもそんな僕も僕です。




ここに、いるよ。