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クジラメン管理人のとっても私的なブログ、として始め現在では完全私物化、独立を達成した自由気ままなブログ
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「またね」と微笑んで私の手に触れると、その掌にそっと真っ赤な鈴を握らせて、
素敵な女性になってねなんて言うもんだから、思わず吐いてしまって、
行かないでくれって願っていたあの頃の無意識が、実は現在に至っても私の脳内の半分ほどを占めていて、
ぐるんぐるんと攪拌するように踊り続ける視界の端に、赤黒い液体が蛞蝓のように立体的な輪郭を持ち始めて、
私はそれを目の当たりにする度に遠い昔の憧れを排除することに囚われ、あの日に食べてしまった赤飯に味を添えようとするのですが、
どうやら私という人間は味覚をその記憶に留めることが出来ないらしく、挙げ句この時の感情すらも分からないままで、
とにかくそのことは永久を費やしても、冗談としてしか日の目を見ないと口惜しさも感じながら、
いつまで隠しておけるかと不安になりながらも鈴を握りしめ、
誰にも明かせずにいるのです。
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揺るぎない思いと裏腹に


前に向かないひねくれた爪先



涙が溢れそうなほどに確信する


それはもう遥か戻らない昔






成りたいものがあったのに

手に入れたいものがあったのに



後悔している訳なんて無い


あの頃の希望は僕の戒めなんだ





今年も必死に生きてゆきます
大事な話があるんだと君が言った


その程度のことに惑わされて




このまま朝焼けも拝まず

暗闇に溶けてしまえたらいいのに




小さな小さな振動が増幅を繰り返して


壊れそうな歯車は肉体にも及んで



波紋が拡がるのを初めて見たような

その刹那に抱いた絶望感に似て



眠ることは愚か死ぬことすら出来ないのなら




燃焼に身を任せて灰になってしまおう



雪のように舞って





僕を見下すようなあの日のパスワードが

微笑むほど健やかに塗り替えられるまで
あなたの歌に

返事をするとするなら





僕には


受け止める覚悟は出来ているよ




いつでも

いつまでも


どこまでも



あなたの思考が巡る行路に


僕は微笑みを捧げてみせる




僕が僕を好きでいるには


あなたが必要なんだ





何も描かず残った白に


暖かさを感じられるのは



ねぇ気付いているんだ







僕だけじゃないでしょ?




一体なんのつもり?





何を捜しているんだろう?






でもこういう時期があっても

いいのかな、なんて気はする。




喉を通らない栄養素は全て


あなたからの矢印を感じてる




身勝手な遊泳が続いて荒ぐ


息遣いの中に溺れた道化師
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