クジラメン管理人のとっても私的なブログ、として始め現在では完全私物化、独立を達成した自由気ままなブログ
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~4番目の音と15番目の音が線でも間でも無く僕の涙腺の琴線に触れる件について~
ずしりと右肩に乗り上げた
誰かの声はまるで軽くて拍子抜け
会えば会うほど狂ってしまう音程に
立ち竦むばかりで声も出せない
会いに来て。私を見て欲しい。
簡単なことがとても冷たく刺さって
文明にさえ腹を立てているのは
私になる瞬間のいつもの逃げ道
遠ざかることしか考えていない
ろくでもない自身の足を叩くことも
何も掴もうとはしないこの腕は
お気楽に小首を傾げて嘲笑う
吐き出す度に抵抗する臓器は瞬きに怯えて震えて
織り成す全ての色たちまでもがきれいな円を描く
掻き出すように漸く産まれた呟きは泡になって
差し出す君の手の平が脳をそのきにさせるから
……ただの言い訳?
分からない
本当はその2つの音だけが本物なのかもしれない
―それはいったい誰のもの?
ごめんなさい
僕は狂ってしまう
早く会いに来て
調律をお願いします
ずしりと右肩に乗り上げた
誰かの声はまるで軽くて拍子抜け
会えば会うほど狂ってしまう音程に
立ち竦むばかりで声も出せない
会いに来て。私を見て欲しい。
簡単なことがとても冷たく刺さって
文明にさえ腹を立てているのは
私になる瞬間のいつもの逃げ道
遠ざかることしか考えていない
ろくでもない自身の足を叩くことも
何も掴もうとはしないこの腕は
お気楽に小首を傾げて嘲笑う
吐き出す度に抵抗する臓器は瞬きに怯えて震えて
織り成す全ての色たちまでもがきれいな円を描く
掻き出すように漸く産まれた呟きは泡になって
差し出す君の手の平が脳をそのきにさせるから
……ただの言い訳?
分からない
本当はその2つの音だけが本物なのかもしれない
―それはいったい誰のもの?
ごめんなさい
僕は狂ってしまう
早く会いに来て
調律をお願いします
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蝶は鱗粉をばらまいて
蜘蛛の巣を飾り付けた
彼はその粉を舐めとって
君は美しいねと笑った
私は大袈裟に羽ばたいて
だけど貴方から離れない
ねぇ
静かなこの夜は誰のもの?
貴方のその腕は心臓を掴めるか?
捕らえて離さない鼓動の奥深くに
今は愛しい僕の朱が眠っている
無駄な足掻きだと笑わないでくれ
僕は僕に流れるこの血を信じたい
もはや貴方の指を待つまでも無く
貴方の世界に執着する術も無い
今は薬指に塗りたくった黄色で
誰にも視えないサインを灯そう
少しでいいからいつか貴方が
くだらないと微笑ってくれるなら
僕は足りない脳を補って
馬鹿みたいに生きている
ええ加減ほんま死にさらせ
いっぺん刺してもろたら?
さっくりイかしてもらえや阿呆
出来てへんのは自分やのに
変に殺気立って嫌んなる
芝居だけをしたい。
と、思ったことが無い。
いや、ある。
けど、
僕はそんなに強くない。
だから無理だ。
僕は無理はしない。
どんなに忙しくても、
違う行為をしてさえいれば脳は休める。
ひとつのことだけを頑張って頑張って崩れてしまうより、
瞬間の爆発力に頼る方が、
きっと、って、甘えてるかな。
考えれば考えるほど腹が立つ。
嫌いやねん。
あ、ごめんなさい、
苦手やねん。うん。……うん?
あんたに言われたないねん。
とか、思ってしまう。
ひねくれ者やろ?
何とでも言いなよ。
僕のひねくれはお墨付きやで。
考えれば考えるほどあかん。
せやから僕は一本に絞れへんねん。
苛々したくなんてない。
短気は損気ってな。
僕を覆う暗闇を治すのは今、
私の心臓の高鳴りだけな気がして、怖い。
寂しがり屋は出て来んでよ。
我慢できんくなったらどないすんねん、なあ?
頼むから、あんまり求めんといてよね。
隠し切れんくなったら、僕ん中で3人の喧嘩になるやんか。
それに…
やっぱり一本には絞れへんねん
ほんま阿呆でごめんな
……サイテー
この気持ちをどうにか無理矢理にでも撫でつけて今夜は眠ろう
ごめん
繰り返すごめんなさいが連れて来るあなたの影に抱かれる
愚かな私を許して
何も出来ないじゃないか
何も
馬鹿なのか?
泣けてくる
ざわざわと過ぎ行く聞き慣れた声達が
こめかみの辺りを擽る
やっぱりたぶん好きやねんもん
でも本当は嫌い
君のことだけを考えたいのに
ごめんね
君に捧げるはずの
僕の身体は溶けそうで、熱い